紙の本のメリットとデメリットは?
電子書籍とどっちを利用するか迷ってる
こんな悩みに応えていきます。
- 本記事の内容
- 紙の本のメリットを7つ紹介!
- 紙の本のデメリットを4つ紹介!
- 紙と電子書籍の利用で検討している方へ
- 本記事の信頼性
筆者は年間20冊ほど紙の本を購入しています。
この記事では紙の本を利用し続けている筆者が紙の本を利用するメリットとデメリットを紹介していきます。
本記事を参考にすることで、紙の本のメリットデメリットが網羅的に理解でき、あなたが電子書籍のどちらを使うべきか答えに近づくでしょう。
ぜひ最後までご覧になってみてください。
紙の本のメリットを7つ紹介!
ここからは紙の本で読むメリットを紹介していきます。
紙の本を選ぶメリットは全部で7つ。
- 所有感を得られる
- 読みやすい
- 売却することができる
- 買いすぎない
- 集中して楽しめる
- 目が疲れない
- 貸し借りができる
ご覧のとおりです。ここから順番に見ていきましょう。
①所有感を得られる
紙の本のメリットの1つ目は「所有感を得られる」です。
所有感は、紙の本を購入した時、持っていると実感するときに得られます。所有感を得られることで自分の欲求を満たすことができ、満足感を味わえます。
これは電子書籍を購入すると感じにくい感情の一つで、紙の本で漫画や小説などの作品を購入していくと感じられます。
なので、所有感を得たいと考えている方、部屋に漫画や小説の背表紙がずらっと並んでいるところを見て満足に浸りたい方は紙の本がおすすめ。
②読みやすい
紙の本のメリットの2つ目は「読みやすい」です。
電子書籍と比べると、紙の本の方が読みやすいという意見が多いです。実際に電子書籍と紙の両方を使い分けている筆者も、紙の本の方が読みやすく感じます。
特に漫画を購入する際は紙の本だと見開きページが一枚で楽しめます。電子書籍も横画面にしたり、タブレットを利用することで読みにくさをカバーすることも可能です。
とはいえ紙の本は文字も十分に大きく、迫力があって読みやすいのデメリットとして挙げられます。
③売却することができる
紙の本のメリットの3つ目は「売却することができる」です。
紙の本を購入して、読まなくなったら売却する手段もあります。もちろんのこと電子書籍を選ぶと売ることができません。
なので、紙の本は売却することができる手段として非常に便利といえるでしょう。
売却したお金で他の作品を購入する資金に使ったり、お金を一時的に増やすことが可能になります。
このように、漫画や小説を紙の本で読むことでいざという時に売却することができるのがメリットでしょう。
中には売却しながら、新しい作品を購入していくことを繰り返す人もいます。この方法を利用すれば、新しい作品を幅広くジャンルで楽しむことができますね。
④買いすぎない
紙の本のメリットの4つ目は「買いすぎない」です。
紙の本を選ぶことで、作品を衝動買いする行為が抑えられます。
その理由は電子書籍という便利すぎるプラットフォームもあるからです。
電子書籍は買いたい時に購入ができて、常に作品がセール中。そのため、衝動買いは抑えられない人も多いことでしょう。
一方で、紙の本は書店に足を運ぶ機会が少なくなるうえ、値段も安いとは言えません。
なので、紙の本を選ぶことで漫画や小説の衝動買いや買いすぎをなくすことができるでしょう。
セールに弱い人は紙の本がいいかも!?
⑤集中して楽しめる
紙の本のメリットの5つ目は「集中して楽しめる」です。
読書という行為には集中力が必要。最近は電子書籍が普及していますが、媒体によっては集中できない人もいるようです。
紙の本を読むと集中して読むことができる一方で、スマホ画面で作品を読んでも頭に入らないケースがあります。
電子書籍には人によって集中できないこともあるので、紙の本に慣れている方・集中して購入した作品を楽しみたいあなたは紙の本を選ぶのが確実でしょう。
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⑥目が疲れない
紙の本のメリットの6つ目は「目が疲れない」です。
紙の本を選ぶことで、漫画や小説を楽しんでいる時に目が疲れにくくなります。
電子書籍はデジタルデータということもあって、スマホ画面とにらめっこすることになりますね。そのためスマホ画面から与えられるブルーライトによって目が酷使され、長時間楽しむことができません。
一方で紙の本はブルーライトの存在はなく、電子書籍よりも比較的に疲れを感じることなく作品を楽しむことができます。
電子機器を使っていると目が疲れるけど、本をベースに勉強している時は疲れないという経験はよくあるのではないでしょうか。
目が疲れやすいあなたは紙の本を選ぶことで、目の疲れを気にすることなく作品に没頭することができるでしょう。
⑦貸し借りができる
紙の本のメリットの7つ目は「貸し借りができる」です。
紙の本は実態があります。なので、近所の友達や家族同士で漫画や小説を貸し借りできます。
一方で電子書籍はそれができません。
友人と作品を共有したいあなたは紙の本を選ぶのが間違いないでしょう。
以上の7つが紙の本のメリットでした。
紙の本のデメリットを4つ紹介!
ここからは紙の本で読むデメリットを紹介していきます。
紙の本を選ぶデメリットは全部で4つ。
- 新品を安く買うことができない
- 部屋のものが増える
- 売却する際の手間がかかる
- 荷物になる
ご覧のとおりです。ここから順番に見ていきましょう。
①新品を安く買うことができない
紙の本のデメリットの1つ目は「新品を安く買うことができない」です。
紙の本で読めば、中古でなく新品を揃えたくなるものです。しかし、新品を購入していくのは決して安い買い物ではありません。
一般的に1冊400円を超える漫画がほとんど。小説だと600円以上は確実です。
シリーズ作品を紙の本で購入していけば、かなりの出費になることは避けられません。また、電子書籍とは違ってクーポンは使用することができません。
とにかく安さ重視でお買い物したい!・安く買う手段があるならそっちを選びたい!というあなたは電子書籍の利用をおすすめします。
②部屋のものが増える
紙の本のデメリットの2つ目は「部屋のものが増える」です。
紙の本を購入していけば、部屋の本棚や収納スペースを圧迫してしまいます。
これは仕方がないと妥協できる人なら問題はありませんが、部屋に物を置くスペースや余裕がない方には紙の本はおすすめできません。
本棚や収納スペースを確保する必要があるため、部屋のものが増えてしまい、部屋が狭く見えたり、収納スペースが圧迫してしまうといったデメリットがあります。
部屋のものが増えることに対する対処法としては「漫画の置き場所がない時の5つの対処法」をご覧ください。
③売却する際の手間がかかる
紙の本のデメリットの3つ目は「売却する際の手間がかかる」です。
先ほど、購入した作品を売却することができる点をメリットとして挙げました。売却したお金で他の物を購入したりと還元できるのが良い点です。
ですが、紙の本を売却しようと思えば、かなりの手間がかかります。
なぜなら漫画を古本屋に持っていく必要があるからですね。筆者も売却するために自宅から苦労して持って行ったこともありますが、大したお金にならない時の絶望感は半端ないです(笑)
最近では、メルカリやラクマといったネット上で取引できるアプリも登場していますが、こちらについても同様。
ネット上で配達する際に、段ボールを用意したり、梱包したりと手間がかかるのは避けられません。このように売却する際にどうしても手間がかかる点がデメリットとして挙げられます。
④荷物になる
紙の本のデメリットの4つ目は「荷物になる」です。
紙の本を外出先や通勤中に読もうとすると、カバンの中に本を持ち運ぶ必要があります。
このように自宅以外で本を楽しもうとすると、荷物になってしまいます。
この問題は電子書籍を利用すれば簡単に解決することが可能。なぜなら、電子書籍はスマホ一つで完結するから。
スマホは今や生活必需品となっているため、外出する際は持ち歩くのが定石です。そのため電子書籍を選ぶことで持ち鉾ぶ必要もないため、かなり便利です。
紙の本は荷物になるので、外出先で暇な時間が多いあなたは電子書籍を選ぶのがベストでしょう。
以上の4つが紙の本のデメリットでした。
紙と電子書籍の利用で検討している方へ
ここでは紙と電子書籍のどちらを利用していくか迷っているあなたにおすすめの手段を紹介していきます。
その手段は、「紙と電子書籍の両方を使い分ける」です。
紙と電子書籍を使い分けることで、双方のデメリットをカバーすることができます。
今回紹介した紙の本のデメリットのすべては電子書籍一つで補うことが可能になります。
そのため、紙と電子書籍を両方利用してしまうのも一つの手です。
でも、統一したいんだよね..
そんな方には電子書籍をおすすめします。
なぜなら、電子書籍は紙の本よりも安い値段で購入することができるから。
電子書籍のサイトに訪問するとセールや還元キャンペーンが実施されているため、通常よりも安く作品を楽しむことが可能になります。
筆者も元は紙派でしたが、電子書籍に乗り換え、タブレットを購入したことで不便なく漫画や小説を楽しむことができています。
それでも紙の本で読むべき作品もあるので、電子書籍は9割、紙の本は1割で使い分けています♪
いずれの媒体で購入していくか迷っている方はぜひ参考になればと思います。下の関連記事もぜひご覧ください。
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電子書籍と紙はどっちで読むべき?
紙の本のメリット・デメリットを紹介!:まとめ
この記事では紙の本のメリットとデメリットを合計11つ紹介していきました。
今回紹介した内容を振り返っていきましょう。
紙の本/メリット
- 所有感を得られる
- 読みやすい
- 売却することができる
- 買いすぎない
- 集中して楽しめる
- 目が疲れない
- 貸し借りができる
紙の本/デメリット
- 新品を安く買うことができない
- 部屋のものが増える
- 売却する際の手間がかかる
- 荷物になる
紙の本を選ぶとご覧のメリットとデメリットがあります。
電子書籍と紙の本のどちらを利用するか迷っているなら、どちらも使い分けるのがおすすめ。
作品によって紙と電子書籍向けが存在しますので、あなたの判断で購入する媒体を選択していただければと思います。