電子書籍と紙の違いって何がある?
こんな疑問を解消していきます。
- 本記事の内容
- 電子書籍と紙の違いを10つの項目で徹底比較!
- 電子書籍で読むのが向いている人
- 紙で読むのが向いている人
- 電子書籍と紙はどちらを使うのが正解か?
この記事では電子書籍と紙の両方を利用したことのある筆者がそれぞれの違いを全10項目で徹底比較をしていきます。
本記事を参考にすれば、電子書籍と紙の違いが明確になり、あなたがどちらを使うべきかはっきりするでしょう。
ぜひ最後までお付き合いください。
電子書籍と紙の違いを10つの項目で徹底比較!
電子書籍と紙の徹底比較
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
読みやすさ | 読みにくい | 読みやすい |
値段 | 安い | 高い |
楽しむ場所 | どこでも | 自宅 |
購入場所 | Webサイト | 本屋・ネット |
お手軽さ | あり | なし |
所有感 | なし | あり |
プライバシー | あり | なし |
売却 | 不可 | 可 |
レンタル | 不可 | 可 |
クーポン | あり | なし |
電子書籍と紙の違いを上記の表にまとめました。
ここから先は表に沿って順番に詳細を解説していきます。
①読みやすさ
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
読みやすさ | 読みにくい | 読みやすい |
電子書籍と紙の違い1つ目は「読みやすさ」です。
表をご覧のとおりで電子書籍は読みにくい一方で、紙は読みやすくなっています。
読みやすさ重視で選ぶならば「紙」を選ばれるのが間違いないでしょう。
とはいえ小説を読むのは読みにくさの面でいうと、電子書籍と紙ではさほど変わりはありません。電子書籍は文字全体を拡大してしまえば問題ありませんからね。
しかし、漫画を読む際は電子書籍では読みにくい作品もあります。
例えば、見開きページを多用する作品など。
文字を読む際は小説と同様に拡大して読めばOK。とはいえ拡大縮小の手間がかかるので、読みやすさ重視で選ぶなら「紙」を選ぶのがおすすめ。
②値段
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
値段 | 安い | 高い |
電子書籍と紙の違い2つ目は「値段」です。
表をご覧のとおりで電子書籍は安い一方で、紙は高い値段となっています。電子書籍はなぜ高い?と疑問に思う人も少数いますが、それは間違い。
値段を重視で選ぶならば「電子書籍」を選ばれるとOKです。
安さの面でいえば圧倒的に電子書籍に軍配が上がります。その理由はセールや割引頻度が多く実施されているから。
ちなみに電子書籍と紙は通常価格でも数十円の差があります。
例:ワンピース
電子書籍:459円
紙:480円
電子書籍の方が数十円安くなりますね。
この値段からさらに電子書籍サイトでは還元ポイントやセールなど値引きされるので、継続的に安く購入していきたいあなたには電子書籍がおすすめ。
③楽しむ場所
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
楽しむ場所 | どこでも | 自宅 |
電子書籍と紙の違い3つ目は「楽しむ場所」です。
表をご覧のとおりで電子書籍はどこでも読める一方で、紙は基本自宅で読みます。
いつでもどこでも楽しみたいなら「電子書籍」を選ばれるのが間違いないでしょう。
その理由は、電子書籍はスマホ上で保管されるので購入した漫画や小説をスマホで楽しむことができるから。
スマホ1台さえあれば、通勤中でも待ち時間の一時でも好きなタイミングで好きな場所で楽しめます。
一方で紙は基本的に持ち歩く必要があるので荷物にもなりますし、周りからの視線もあるのでどこでも楽しめるわけではありません。
場所や視線を気にせず楽しむなら電子書籍一択!
④購入場所
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
購入場所 | Webサイト | 本屋・ネット |
電子書籍と紙の違い4つ目は「購入場所」です。
表をご覧のとおりで電子書籍はサイト上で購入することができます。一方で、紙は本屋やネット通販を利用します。
家から出ずに今すぐに購入したいなら「電子書籍」を選ばれるのが間違いないでしょう。
なぜなら電子書籍の購入場所はネットで完結するから。
ネットで取引するので24時間いつでも思い立ったタイミングでサイトに訪問して、漫画や小説を購入することができます。
購入したらすぐに読むことができるのも魅力の一つですね。
紙もネット通販という手段がありますが、届くまでに時間がかかります。
ネット上でノンタイムで楽しむことができるのは電子書籍の特権です♪
⑤お手軽さ
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
お手軽さ | あり | なし |
電子書籍と紙の違い5つ目は「お手軽さ」です。
表をご覧のとおりで電子書籍は手軽に楽しめる一方、紙はお手軽さに欠けています。
お手軽さ重視で選ぶならば「電子書籍」を選ばれるのが間違いないでしょう。
なぜなら電子書籍は紙の媒体と異なり、デジタル上で保管されるからです。つまり、スマホやタブレットがあれば漫画を楽しめるも同然。
そういう面では紙にはデメリットとして挙げられるでしょう。
全部で20巻分の作品を購入しても、部屋に置く場所が圧迫されるうえに、持ち運ぶ際も重くて不便ですからね。
電子書籍を始めると手軽さと快適さが手に入りますよ。
⑥所有感
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
所有感 | なし | あり |
電子書籍と紙の違い6つ目は「所有感」です。
表をご覧のとおりで電子書籍は所有感がないため購入した感覚が薄いです。一方で、紙は現物があるため所有感が十分に得られます。
所有感を重視したいなら「紙」を選ばれるのが間違いないでしょう。
なぜなら、紙は手元に残るので購入した感覚と所有している感覚の2点を満たすことができるから。
自宅の本棚に背表紙がきれいに並ぶところを見ると、嬉しい気持ちになるのはこの所有感が影響しています。
電子書籍は漫画や小説を買ったけど購入した感覚と所有している感覚が薄いため、まとめて購入しても実感がわかないことも多々ありますね。
⑦プライバシー
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
プライバシー | あり | なし |
電子書籍と紙の違い7つ目は「プライバシー」です。
表をご覧のとおりで電子書籍はプライバシーが守られる一方で、紙はプライバシーが侵害されるでしょう。
なるべく周りにバレない様に楽しみたいなら「電子書籍」を選ばれるのが間違いないでしょう。
なぜなら電子書籍はデジタル上で保管されるので、スマホのロックを解除してアプリを開かなければ、どんな作品を読んでいてもバレることはありません。
一方で紙だと親や友人など周りの目を気にしながら漫画や小説を読む必要があるので、全力で楽しむことができませんね。
スマホでどんな作品を読んでいようが、端から見たらスマホを見ている人ですからね。
どんな作品を読んでいるかなどプライバシーを保護したい傾向にあるあなたは電子書籍を選ぶことをおすすめします。
⑧売却
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
売却 | 不可 | 可 |
電子書籍と紙の違い8つ目は「売却」です。
表をご覧のとおりで電子書籍は売却することはできませんが、紙は売却することができます。
頻繁に売却する方は「紙」を選ばれるのが間違いないでしょう。
電子書籍は購入した作品を売ることができません。
一方で紙は購入した作品を古本屋やメルカリ等を活用することで、簡単に売却することができます。
紙で読むことを選べば、読んで売っての繰り返しのほぼ永久機関が作れますね。
売却しながらあらゆる作品を楽しみたいなら紙でお楽しみください♪
⑨レンタル
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
レンタル | 不可 | 可 |
電子書籍と紙の違い9つ目は「レンタル」です。
表をご覧のとおりで電子書籍はレンタルは不可ですが、紙はレンタルすることができます。
レンタルしながら楽しみたいなら「紙」を選ばれるのが間違いないでしょう。
レンタルは電子書籍で受け付けていませんが、紙では可能。レンタルのメリットは1冊あたり99円前後で借りることができる点。
とはいえ自宅に届くまで待機する必要があったり、レンタルしたものは永久的に読めないことから不人気ではあります。
⑩クーポン
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
クーポン | あり | なし |
電子書籍と紙の違い10つ目は「クーポン」です。
表をご覧のとおりで電子書籍ではクーポンの配布があります。一方で、紙はクーポンを使うことができないので電子書籍よりも高い買い物になります。
クーポンを利用して安く読むなら「電子書籍」を選ばれるのが間違いないでしょう。
なぜなら、電子書籍のクーポン配布によって漫画や小説を割引価格で読めるから。
クーポン配布している電子書籍サイト
- DMMブックス:70%OFFクーポン
- ebookjapan:70%OFFクーポン
- Amebaマンガ:50%OFF還元クーポン
例えば上記の3つの電子書籍サイトはご覧の割引クーポンを配布しています。
クーポンの配布は無料で行っているので電子書籍を始めて利用しようと考えているあなたには必見です。
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電子書籍でクーポンを配布しているサイトを紹介!
電子書籍で読むのが向いている人
電子書籍で読むのが向いている人は下記に該当する方です。
- 漫画や小説をとにかく安く買いたい
- 物をこれ以上増やしたくない
ここから順番に見ていきましょう。
漫画や小説をとにかく安く買いたい
電子書籍は漫画や小説を通常よりも安く読むことができます。
そのため電子書籍ではお金を節約しながら漫画作品を楽しむことが可能です。
最近お金に余裕がない・なるべく安く読むことができる手段があるなら優先的にそちらを選ぶ。そんなあなたは電子書籍を選ぶのがおすすめ。
継続的に利用するだけでも年間数万円はお得に購入できるので、お得感重視なら電子書籍をお選びください。
安く利用できる電子書籍サイトについては「漫画を安く読むならココ!5社を徹底比較!」の記事をご覧ください。
物をこれ以上増やしたくない
紙は購入すればするほど、物が増えてしまうため保管スペースに余裕がなくなります。
一方で電子書籍で購入することで物が増える心配は0に。
部屋に物をなるべく置きたくない・置くスペースがないというあなたは電子書籍で読むべきでしょう。
紙と電子書籍はさほど違いはなく、利用媒体が紙かスマホかの違いです。
中身は一切変化がありませんので、安心してご利用いただければOK。
以上が電子書籍で読むのが向いている人の共通点でした。
紙で読むのが向いている人
紙で読むの方が向いている人の特徴は下記のとおり。
- 変化を嫌う
- コレクションとして飾りたい
順番に見ていきましょう。
変化を嫌う
今まで紙で読んできたからいきなり電子書籍の媒体で読むのに抵抗を感じる。
そんな方は紙で読むのが良いでしょう。
人によっては電子書籍で読んでも内容が頭に入らない人も少なくない様で、電子書籍が合わない人もいます。
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電子書籍で読むと内容が頭に入らないのはなぜ?
そのため特に変化を必要とせずこれまで通り、楽しみたいなら紙で読むのがおすすめです。
コレクションとして飾りたい
紙のメリットとしてコレクションの一つとして部屋に飾ることができます。
部屋の見栄えが一変するので、紙で揃えたい人も多いでしょう。
電子書籍にするとコレクション感が薄まってしまうから、つい買いすぎてしまう。もっとコレクション感が欲しい。そんな方は紙で読めばOK。
とはいえebookjapanなどの電子書籍では本棚機能があるので、コレクション感を得つつも電子書籍で楽しむことも可能です。
電子書籍と紙はどちらを使うのが正解か?
ここまで電子書籍と紙の比較をしていきました。
それでは電子書籍と紙のどちらを使うのが正解か?についてお答えしていきます。
答えとしては、どちらでもOK。
その理由は好みは人それぞれだからですね。筆者は電子書籍派ですが、紙の方が断然いいと思う人も少なくないはず。
なので、どちらを使用するのが正解というのはありません。
少なくとも本記事の内容を参考にして、自分に合った方を選ぶのが間違いないでしょう。
どちらでもいいは困るな…
そんなあなたには電子書籍をおすすめします。
繰り返しになりますが、やはり紙よりも安く手に入る手段が充実しているのが最大の魅力ですね。
割引セールや初回クーポンの活用で圧倒的に安く手に入れることができるので、活用しないてはありません。
理想としては電子書籍と紙を使い分けるとよいかと思います。
その理由は電子書籍と紙のそれぞれに合った作品やどちらを選んでも変わらない作品もあるからですね。
詳しい内容については下記の記事で解説していますので、興味がありましたらご覧ください。
電子書籍と紙の違いと10項目の徹底比較:まとめ
今回は電子書籍と紙の違いを10項目で徹底比較をしていきました。
電子書籍 | 紙 | |
---|---|---|
読みやすさ | 読みにくい | 読みやすい |
値段 | 安い | 高い |
楽しむ場所 | どこでも | 自宅 |
購入場所 | Webサイト | 本屋・ネット |
お手軽さ | あり | なし |
所有感 | なし | あり |
プライバシー | あり | なし |
売却 | 不可 | 可 |
レンタル | 不可 | 可 |
クーポン | あり | なし |
ご覧のとおりで電子書籍に軍配が上がる要素が多数見受けられましたね。
とはいえどちらを選ぶもあなたの自由です。
今回の徹底比較によってあなたの迷いが晴れたのであれば幸いです。
その他、電子書籍や漫画についての悩みの記事は下記に掲載しておきますので、併せてご覧ください。